| 支援ツールブログ - musashiさんのエントリ |
musashiさんのエントリ配信 |
2007/05/29
|
「終わりだよ」と分かっているのに、あそび始めると気持ちを止めることができないのです。
執筆者: musashi (1:20 pm)
|
終わりを分かることは、簡単そうで難しいです。時間の終わり、活動の終わり、課題の終わり、あそびの終わりなどなど。一口に、終わりといいますが、じつは様々です。 終わりを分かってもらうときの基本は、 1)見えなくなる。 活動や課題、あそびでは、その活動に使うものがあるはずです。道具や材料、おもちゃや遊具などです。それが目の前からなくなることが、まず最初のような気がします。目の前に、それらがあるのに、ことばで「終わりだよ」と言われても、説得力がありません。おもちゃも見えないように片付けましょう。隠すのではありません。無理矢理片付けるのでもありません。終わったものはそこに入れておく片付け箱や終わり棚を決めましょう。箱は蓋がついていて閉められるもの、棚も戸やカーテンで見えなくなるものがよいでしょう。勝手に出してこれないようにすることです。子どもと一緒に「しまう」行動を行いましょう。必要に応じて、大人が先に片付けて見せて、子どもがまねするように促しましょう。「しまう」ことを身を持って体験させましょう。 2)次を示す。 見えなくなることと同時に、次を示すことが大切です。よく「おしまい」「終わりだよ」だけの指示を繰り返し、大人のほうが「何度言ったら分かるの」とイライラすることがあります。大人は、これが終わったら、次はあれだ、と考えているわけですが、目の前のあそびに夢中の子どもには、そんなことは分かりません。子どもにしてみれば、「これが終わったらどうなるの?」と不安であるかもしれません。おもちゃが奪われて、子どもが不安になることがないように気をつけましょう。子どもに分かるように次を示しましょう。次にどうなるかを十分に納得させましょう。ことばだけでなく、絵や写真、文字で書いて示す。次にすることに使う現物や具体物を示して、指示します。本人の得意なこと、好きなことを使って示すなどを工夫しましょう。 3)ほめられる。 よく終わるときに、「いつまで、ぐずぐずしていたの、さっさと行くわよ」と、せっかく、子どもが終わって片付けたのに、小言を言われてしまうことがあります。終わったことを認めて、褒めましょう。そのためには、普段から、ちょっとした何でもないことを頼んで、それができたことを褒めるようにするのす。大人に従うと褒められるという経験を積んでおくことです。そして、本人が続けたいあそびを切り上げて、大人の指示に従ったことは大いに褒めましょう。終われば、褒められて、うれしいことが起こるのだと子どもに意識づけましょう。 それでも、自分の好きなあそびは簡単には終われません。多少は大目に見て、子どもが気持ちをきりかえるように促しましょう。 スケジュールや時間の見通しが少しでも分かる子どもには、あらかじめ、終わりの印を示して、約束をしておくのも方法の一つです。 |
このエントリのトラックバックURL
http://www.i-supporttools.com/modules/weblog/weblog-tb.php/41
投稿された内容の著作権はコメントの投稿者に帰属します。














特別支援教育