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2008/10/16
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習得(Learning)と計画(Planning)で、特別支援教育の授業は変わるのか?
執筆者: musashi (3:00 pm)
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特別支援教育に移行する中で、名称や対象が変わる、コーディネーターを始めとして学校の支援体制が変わる、個別の指導計画や支援計画がつくられるなどのように様々な変化がある。しかし、それだけでなく、授業を進めていく上での、子どもたちに求める授業活動のあり方も変わるといえる。 それを端的に表しているのが、「習得」と「計画」という概念であろう。 「習得(Learning)」とは習うこと、学ぶこと。新たな知識を習得して精錬する、新たな行動を形成して習熟度の向上を図る、それらを維持・定着するなどに焦点を当てたものである。これまでの障害児教育の多くの授業は、この「習得」の考え方の元に、子どもたちに習得・形成することを要求して、その維持や般化のために時間を割いてきた。 もう一方の「計画(planning)」とは、目的達成のために、内容や方法を考えて、行動を決めること。論理立てて考える、必要な計画を立てる、課題を解決する、考えをまとめ直すなどに焦点を当てたものである。これまでの障害児教育でも、選ばせたり、計画を立てさせたり、準備を整えさせるなどを授業の中に組み入れてきたが、それは部分的なものでしかなく、「習得」を主とする学習の一部であったり、常識的な範囲の中で一般的に行われていたに過ぎないのではないだろうか。 選択する、自己表明するということは、こうした「計画」の初歩的な形式といえる。他者との関係や集団の活動の中で、計画し交渉し自己修正する力を高めて、本人の社会的な価値基準を作り上げて、それを確固たるものとし、周囲の者と共有する。こうした目的的に思考し、効率的に行動する子どもが、これからの特別支援教育において求められている一つの形のように思える。 |
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