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2008/10/03
サポートブックで誤解してしまうこと

執筆者: musashi (4:20 pm)
 子どもの支援者は一人ではありません。何人もの支援者から支援を受けます。さらに、特定の支援者(親、担任など)以外の人からも、広く支援を受けていくことで、地域や学校での生活が広がります。支援者同士が連携する、それ以外の人からも広く支援を募るための方法の一つとして「サポートブック」があるわけです。
 サポートブックをつくるときに、間違ってしまうことに次のようなことがあります。

 サポートブックは育児・成長記録ではありません。過去の出来事、成長の過程でのトピックスは、その子を深く知るためには必要であるかもしれませんが、今、目の前の子どもを支援するにはほとんど役に立ちません。それよりも、支援者にとって今必要なことについて、情報を提供することが大切です。支援者が関わるときに助けとなることです。

 サポートブックは支援者の行動を縛るものではありません。「〜こうしてください」「〜こうします」と断定的に書かれると、支援者に大きな負担となることがあります。家庭でいつもしているからといって、その場面で実行できるとは限りません。支援者が行うことのできることに絞って、情報を提供することです。「家では、〜のようにしています」「〜このようにするとよいです」ぐらいに書くことです。

 サポートブックは普段の生活の様子をまとめたものではありません。よく慣れ親しんだ家の中で、本人の自由が認められて、行うことができても、外に出ると、同じような状況で同じような融通が利くことはほとんどありません。それよりも、どのようなことが本人に影響しやすいのか、本人に影響しやすい要因を示すことです。どのようなことが本人に辛かったり、困ったり、難しいことなのかです。そして、そのときに、本人がどのような様子なのか、どのような行動をするのか、さらに、支援者はとりあえずどのように対応すればよいのかを示すことです。
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