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2008/12/05
他の子とうまく関われず、すぐに叩くのです。

執筆者: musashi (12:00 am)
 他の子のすることに関心はあり、よく見ていたりはするのですけど、うまくかかわりを持つことができません。休み時間も、他の子が遊んでいるところへ行って、叩いたり、髪の毛を引っ張ったりしてしまいます。その都度、叱るようにして、本人も分かったというのですけど、しばらくするとまたおこします。
 
 本人にとって、意味のある活動をつくることが手始めでしょう。叩いたりするのは、自由な休み時間が多いようですが、休み時間を何をして過ごしているのでしょうか。休み時間の遊びを充実させることを考えます。
 さらには、直接に問題を起こしている時間とは別の、生活での集団活動で、他の子と関わる活動や、皆の中で役割を持った活動をどれだけ仕組んでいるでしょうか。例えば、朝の係活動、ホームルームの時間などで、本人のとって意味のある、他の子を意識した活動を考えましょう。

 その際に、相手の子と直接に、言葉だけでやりとりするのでは、うまくいかないことが多いです。言葉が多少使えても、手がかりを介して、確実にかかわりを持つことです。例えば、コミュニケーションカードやブック、VOCAなどです。手がかりは分かるから大丈夫というのではなく、手がかりを使ってしっかりと、本人が自信を持って使えるまで習熟しましょう。言葉をしゃべることができれば、もちろん、言葉も合わせて用います。
 手がかりを介して、子どもたち同士を関わらせることを徐々にステップアップしていきます。最初は、先生が手がかりを示して、子どもと子どもの間に入って、関わらせます。子どもたちに先生の持っている手がかりに注目するようにさせます。ホワイトボードのようなものに、貼ることで手がかりを子どもに提示し、はがすことでその手がかりは終わったことを示します。
 次第に、先生は手がかりを示すだけで、子ども同士から関わらせるようにします。先生が示した手がかりで、片方の子が出てきて、もう一方の子に関わります。先生は手がかりを示すだけで、片方の子と入れ替わり、その子が自分で手がかりを使って他の子に関わります。手がかりも子どもが自分で示し、他の子に関わるようにさせていきます。
 そのときに大事なことは、先生が動きすぎないことです。先生のほうから子どもに近づくのではなく、子どもを動かして、先生のほうへやってくるようにし向けます。
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